人間堕落乃日々

草野球、小説など趣味を中心に日々を書き綴ってます。 小説は主にオリジナル、二次創作になります。二次創作は『魔法少女リリカルなのは』が中心になりそうです。

勉強会

なんとなく寝る前に頭に思い浮かんだSS
カップリングとかそういうのはなしで、
なのはたち五人娘の日常的なお話になっています。

物好きな方は、続きから( ゚д゚)ノドゾー



今日は一学期の期末試験に備えて、はやての家で試験勉強をしている。
五人が揃うこともあり、夕食まで一緒にする予定になっている。
五人もいると流石にはやての自室では狭く、リビングで勉強会だ。

「相変わらず仲がええ二人やね」
「見ているこっちが辟易するぐらいにね」

はやてとアリサの視点の先にはなのはとフェイトがいた。
お互いに一つの問題について意見を出し合いながら考えている。
その姿が仲睦まじく見えても可笑しくない。
というよりも同じペースで問題を解いていく様は、見慣れた二人でも呆れるものだった。

「それだけ相性がいいんだよ。なのはちゃんとフェイトちゃんは」

笑顔で言うすずかの言葉に賛同するが、二人の相性は『友情』とは違う気もする。

「なのはとフェイトのは、友情を通り越してる気もするけどね」

バッサリと切り捨てるアリサ。

「でも、今は同性愛なんてメジャーになってきとるし、ええんちゃう?
 体の関係まで行っとったら、ちょう考えなあかんかもしれへんけど」
「女の子同士だから百合のジャンルだね」
「あんたたち……どこで仕入れて来たのよ、そんなもの」

はやてとすずかの百合発言に、アリサは頭は痛くなる。
どこから仕入れたなど元来文学少女の二人だ。また怪しい小説でも読んだに違いない。

「これぐらい常識やって」
「絶っ対に違うわ!」
「もうアリサちゃんはいけずなんやから」

顔を真っ赤にして否定するアリサに、はやては口を押さえて小さく笑う。

「どうかしたの、アリサちゃん?」

勉強に集中していたなのはとフェイトがはやてたちの方に振り向いていた。
アリサの荒げた声に気がついたのだろう。フェイトも視線をはやてたちの方に向けていた。

「なんでもないんよ。アリサちゃんが、なのはちゃんとフェイトちゃんのことをあーんなことやこーんなこと言っとっただけやから」
「なんで私が言ったようになってんのよ!」

はやては何事もなかったかのように手を振り、アリサはすかさずツッコミを入れていた。
あっさりと親友をダシにしているが、なのはたちにとっては見慣れた光景だ。
問題は『誰が』ダシにされるかなのだが、ツッコミ役のアリサに多かったりする。

「ふーん。で、どんな話をしていたの?」
「いや、な。アリサちゃんが、なのはちゃんとフェイトちゃんを――」
「本当に話を捏造する気かっ!」
「大丈夫や! フィクション・ゼロ%やから問題あらへん!」
「ありまくるわよ! ゼロ%なんてノンフィクションじゃないの!」
「細かいこと気にしたらあかんで」
「細かくないよね!」

こうなるとすっかり勉強会どころでなく、いつものお喋りの雰囲気になる。
しかし、すずかはこの流れをわざと仕組んだように見えた。
勉強会を始めて、一時間を過ぎている。一息を入れるのに丁度よい頃合いだ。



少女たちの団楽は、まだまだ始まったばかり――

  1. 2010/08/30(月) 23:26:58|
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